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28September
09/2800:03
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for parents and children
ちょこっとコラム🛳️:民間の子育て応援施設
【ちょこっとコラム🛳️:民間の子育て応援施設】
先日、「神戸市保育所等におけるICT化推進事業補助金」を活用させて頂き、これまで紙でご記入・ファイリングして管理していた、一時預かりをご利用いただく方のご登録情報・ご利用の記録管理システムをエンジニアさんに開発いただきました💻
PORTOは神戸市へ届出の上で一時預かりに特化した認可外保育施設として運営しているのですが、500を超える世帯のお子さんが一時保育のご利用登録をして頂いており、お子さんの月齢・年齢も、定期的にご利用いただく方からたまにご利用いただく方などご利用頻度も様々の中で、紙での記入・管理の負担がだんだん大きくなっていたこともあり、システムを導入して親御さん・保育士さんたちの負担を減らすことができ、とてもありがたい制度でした。
一時預かりに特化した保育施設というのはあまりなく、はじめましての方に日々ご利用いただく場所なので、お子さん・親御さんともに短期間・不定期で関係性を構築する必要があること、年中慣らし保育のような日があること、遊び場をご利用いただく親御さん・お子さんと同空間での保育の良さもあれば難しさもあること、などいろいろとチャレンジングな要素も多く、
(だからこそより一層、こどもに関わるおとなである保育士さんたちが心地よく働ける環境をどうつくるかもとても大事なので、認可外でも活用できた今回の制度にとても感謝しています🙏)
民間の子育て応援施設として、おやこでお過ごしいただく遊び場〜同じ空間・同じ保育士さんによる一時預かり、とシームレスにサービスを届けることの可能性(保育園・幼稚園に入る前から頼れる場所・人・存在があること、そこで預ける・頼ることの罪悪感やハードルを払拭すること、親や家族だけでなく頼りながら子育てすることの価値を体感できること、園や学校がお休みの日にも頼れる場所があること、など)を、日々チームみんなで模索しています。
「こども誰でも通園制度」なども試行が始まっていますが、通常の保育園さん等の業務負担などを考えたときに、今回導入させて頂いたシステムもそうですが、一時保育に特化した保育含む複合施設として試行錯誤してきたことを何かパブリックにお返しできることはないのか、あらためて考えるこの頃です。
先日、京都で児童館の運営をされている法人様の主任のみなさまにお話させて頂く機会をいただき、後からいただいた感想を拝読しながら、公共・民間のちがいはいろいろあるとはいえ、こどもとおとなのWell-beingをサポートしたいという趣旨は同じだなあということをあらためて感じるとともに、
まず民間でこの領域で成り立たせること・継続することの難しさに悩むことも多いのですが、
日本全体の子育て中のおとなのWell-beingを上げたいという思いでやっている施設として、チームで模索してきたことをパブリックにお返しすることを、あらためて考えたいなと思っています。
長くなりましたが、暮らしにPORTOを取り入れてくださっているみなさまのおかげでここまで続けられていること、一緒につくっている保育士チームのみなさん、他にもいろいろなかたちで応援してくださっていみなさま、いつも本当にありがとうございます。/ 佳山